簡単・手軽でお金があまりかからず、家で1人で出来るストレス解消法を思いつく限り挙げました。(12個)
具体例も含め分かりやすくご紹介します。
自分の性格上、どちらかというと、プンプン怒っている人向けというより気力が無く弱っている人向けの内容かもしれません。
また、酒や甘い物など食べ物、ゲームしまくる等、やり過ぎが健康に良くなさそうな方法は除いています。
1. リラックス音楽
リラクゼーション系の音楽は、想像以上にリラックス感を与えてくれることがあります。
音楽をかけるだけなので疲れててエネルギー低下状態でも取り組みやすい方法です。以下におすすめ音楽をご紹介します。
Della「自律神経にやさしい音楽」
こちらは、音のみの楽曲で構成されているリラックス系CDです。お医者さんが監修していて、自律神経の正常化の助けとなる音色で構成されています。(音楽療法的な要素もあるかと思います)
リラックス効果が実証された、自律神経のバランスを整えるセラピーCD。 動悸・めまい・頭痛・肩こり・憂鬱・イライラなどといった不調(不定愁訴)が繰り返し起こる「自律神経失調症」は、心と体の両面からの治療が必要です。このCDは専門医監修のもと、『日々のストレスを解消して自律神経系のバランスをはかり、健康的な生活を送ること』を目的に、爽やかで前向きな気持ちに誘う音楽と自然音で構成されています。
出展: Della 商品サイトより
とても軽やかで心地が良い音色で、呼吸が整って気持ちが楽になります。10年以上前に購入し、毎日聴いていた時期もある位なのですが、なぜか飽きることがないです。
職場でかけたこともあり、複数の人に良いと言われました。朝や通勤時の他、昼寝時に聴くのもおすすめです。
リラクゼーション系音楽は他にも色々ありますので、amazonなどWeb通販サイトで試聴して、気に入ったものを買うのが良いと思います。
なお、CDを買うお金がおしい場合にはyoutubeもあります。リラクゼーション系の音楽も多くありますので自分に合うものが見つけられると思います。(わたしは集中系や入眠系のBGMを聴く時にも活用しています)
2. 心理学的手法(嫌な思い出のイメージを消す)
嫌なことを忘れたり、捉え方を変える心理学的な方法です。
1.イヤな思い出をイメージの中で箱の中に入れます。思い出写真を入れるような感じです。
2.箱にダイナマイトをセットして、その嫌な思い出写真をスイッチオンで爆破させます
3.出てきた黒い煙に対して、「〇〇さん(イヤな思い出のある人物の名前)のところへ帰りなさい」と言う。
4.黒い煙が去ったあとには、キラキラした光の粒子が残ります。その光の粒子を、頭のてっぺんに換気扇があるようにイメージして体の中に吸い込みます。
引用元:「ココロの教科書 ひすいこたろう スズキケンジ 共著 大和書房」
上記の方法は、様々な心理学よみもが書かれている以下の本に載っていた方法です。
本の中では「ダイナマイト療法」と名付けられていて、イラスト入りで書かれています。
自分も昔、職場のパワハラ気味先輩のトラウマが根深く心にあったのですが、この対処法をし始めてからは、一旦その場では嫌な気持ちはなくなり、その後も繰り返すことで、思い出すことが減り、ついにはほとんど思い出さなくなりました。
イヤなことがしつこく何度も蘇ってくる場合も、ひたすらしつこくその都度この対処法をします。
10年以上前に知った方法ですが、今もこの方法を活用しています。(私が本から得た知識で最も実践に役立っているワザだと思います。著者の方に感謝します)
(テレビで、嫌な人や思い出に見立てた段ボールをボコボコにして壊す、というような心理的な葛藤を乗り越える方法を行っている映像をみたことがありますが、そういうのに似てるなと思いました。)
3. 大声を出す(声を出さずに)
ストレスMAXの時は「わーーーーー!!」って絶叫したい気持ちになることもあるのですが、実際に叫ぶのは難しい。
そこで私が独自に編み出したのは、声は出さずに絶叫するという方法です。ワーって叫んでる形ですが声はださず、喉だけ鳴る感じです。
特定の人がむかつく時などに、はらわたが煮えくり返った気を外に発散するイメージです。(「ふざけんな!」的な気持ちで)
嫌な気を体に溜めておくよりマシで、結構発散できて良いです。(カラオケで歌ってストレス発散するのに類するかもです。)
この方法は、前項と同様にイヤなことを忘れたり怒りを解消するのに有効だと思います。
4. ドラマや動物動画
好きな映像に熱中して視覚を好きなもので埋めることで、嫌な事を忘れられる効果があると思います。
動物動画
テレビやネット上のかわいい動物画像には素直に癒されます。動画ではないですが、私はうさぎ好きなのうさぎ専門ペットショップのHPの画像を見て癒されています。
ドラマ
自宅に居ながらにして好きなドラマや過去の番組を見れるオンデマンドTVが便利です。
ドラマの好みは色々ですが、私のオススメ一例を書いておきます
■「結婚しない」(フジテレビ):菅野美穂も玉木宏も好きな俳優で、天海祐希と玉木宏が花に関わる仕事をしているという設定なので、バラの庭とかきれいな花が毎回出てきて見てて癒されます。ストーリーも面白いです。
■「Nのために」(TBS):湊かなえ原作。榮倉奈々さんと賀来賢人さんが知り合ったきっかけのドラマです。瀬戸内海のエリアが舞台の1つで海など自然の映像がとても綺麗です。登場人物一人ひとりも光っていて、ミステリーなので展開が読めず面白いです。(窪田正孝さんや小出恵介さんらも出演)
■「おしん」(NHK):昔の世代の苦労に感銘を受けます。子供時代の小林綾子さん演じるおしんが健気で号泣必死。→NHKオンデマンドまたはU-NEXT経由でも見れます
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5. 文章に書き出す
愚痴などの話を人に聞いてもらえると良いのですが(私も気の合う同僚がいる職場の時には話を聞いてもらってます)、
何でもかんでも聞いてもらう訳にもいかない、いま本音を言える人が周りにいないという場合には「書き出す」という作業がおすすめです。
自分の中の感情を吐き出せたり考えを整理できます。
■日記 一番簡単な手段です
■ブログ トラブルなどの出来事もブログで発信すれば人の役に立ち、かつ収益になるかもしれません。文章書くのが好き、何かを発信したいなどブログに興味がある人はブログをはじめてみるのも良いかもしれません。
■イラスト等 少し前にTVで、年老いた義母との同居がストレスだった女性が、エピソードをマンガ化してストレス解消するようになり、その後SNS上で共感を得るようになりとうとう本まで出版した、という話を見ました。そこまでするとなるとレベルが高いですが、感心する話でした。
6. アロマテラピー
アロマテラピー(アロマセラピー)は、植物から抽出した成分を体に取り込むことで、身心の健康に役立てる芳香療法です。
香りは五感の中で唯一、感情や欲求を司る大脳辺縁系や視床下部に直接伝わるので、すぐに気分のスイッチを変えることができるという特性があります。なので気持ちの切り替えに活躍するアイテムと言えます。
アロマテラピーでは主にエッセンシャルオイル(=精油:植物から香りの成分を抽出したエッセンス)を使います。
よく耳にする精油の一例として、グレープフルーツ、ラベンダー、ローズなどがが挙げられますが、精油の種類はゆうに100をこえ、その抽出部位は、花、葉、根っこ、果皮など精油により異なります。
1つ1つ効能や香りに特徴がありますので、自分に合った香りが見つかると気分転換に役立てられると思います。
(私は不安が強く寝つきが悪かった時にはベルガモットという精油にとても助けられました。ベルガモットはうつ状態にも有効といいます)
アロマテラピーについては下記記事に、精油のブランドや購入場所、初心者も手軽にできる使い方やおすすめ本をまとめました。
色々な香りがあってとても楽しいので、ぜひお気に入りの香りを見つけてアロマを楽しんでみて欲しいです。
7. ガーデニング・園芸
土いじりをすると疲れが軽減するように感じます。(実際、園芸療法というものもあり、認知症など病の予防に有効だと注目されています)
大きな庭はないから…という方も、まずは小さな植木鉢を置いてみるのも良いです。
きれいな色合いの花を日光の元で手入れをして自然を感じると、リフレッシュし癒されますし、世話をし続け花が咲いた時には嬉しさを感じれます。
8. 体を動かす
「脳の運動を司る運動野と思考をする部位が隣り合っているので、体を動かし運動野が活発になると、思考する部位の活動が沈下し、考え事から離れられる」ということを聞いたことがあります。
また、凝りを取ったり丸まった背中を直し姿勢を正すことで、心にも影響を及ぼしたり血流も少し良くなり健康につながるのではと思います。
ウォーキング
歩くことは一番手軽な手段です。いつも乗っている電車の2駅分くらいを歩くだけでも、頭が整理されスッキリします。
ラジオ体操や肩ぐるぐる運動、深呼吸
運動というほど活発な動きではないですが、地道に毎日続けると肩こりが改善できます。(かつての職場が、始業時にラジオ体操があったのですが、その時期は肩こりが改善しました)
ダンス
自分は体を動かすが苦手なインドア派ですが、フラに憧れフラダンスを習っていたことがあります。
ちょうど職場の人間関係ストレスに苦しんでいた時期で、ダンスの振り付けを覚える課題のため土日はひたすら家でフラを踊っていて、その時間は職場のストレスを考えないで済んだ、ということがありました。
ダンスであれば、動画を見本に家ですることもできるので、ウォーキングよりハードル高めですがオススメです。
(イライラのエネルギーを、何か上達したり打ち込むためのガソリンとして使うのが良いです)
9. 食事を見直す
イライラや落ち込みが、実は性格や気持ちの問題ではなく栄養不足や食べ物のせい、ということもあり得ます。
(イライラ→カルシウム不足、やる気が起きない→隠れ貧血で鉄分・タンパク質不足 気分の上下が激しい→甘い食べ物の摂りすぎ等)
私も数年前から疲労感とストレスが極端に強かったのですが、副腎疲労に良いサプリを摂りマシになっている状態です。また、貧血改善のために、鉄剤とたんぱく質を重点的に摂って体調改善を目指している最中です。
自分の場合は糖質摂りすぎ、たんぱく質少ないという食生活をずっと続けてきたことで気力が低下しているのかもと思っています。(パン、クッキーなど小麦粉大好き・甘い物好き&肉はそれほど食べない)
ストレスの多い現代、肉を食べることが自分には足りてなさそうです。
10. マッサージや整体
11. 占い
非科学的な方法だ!思われるかも知れませんが、人生に迷った時や、不安でどうしても誰かに勇気づけて欲しい時に占いに行きます。(数年に一度位ですが)
大金を払ってはまってしまうとかでなく、時々行く位なら良いと思います。
知り合いの評判を聞き青山の占い師に占ってもらった時に算命学というものを知り、その次には算命学の本山のような高尾学館というところで鑑定してもらいました。(高尾学館は算命学のスクールや本の出版も行っている専門機関です)
言われた通りになるとか、未来を予言してほしいとかいう訳ではないですが、心のモヤモヤが少し晴れますし、大人になるとアドバイスしてくれる人も少なくなるのでありがたいです。
算命学は面白いので、自分でも下記をはじめとした本を読んで、生活する上で少し意識しています。
12. ストレス源から離れる
この項目はすぐに出来ることではないですが、
自分が抱えきれないストレスを感じていて、それが長引いてしまう場合は、最終手段としてストレス源から離れる、という選択が必要になると思います。
以下は私の話になります
以前うつ病になった時、心療内科の医師から「頑張りすぎているので、目標のハードル設定を下げた方が良い」と言われました。
当時は、転職先の有名な企業で周りの人みたいにそつなく働くことや、優秀なきょうだいのように順風満帆な人生を送ることを目指している感じがありました。
しかし言われたとおり考え直し、「今の目標は、うつ病から回復することだな。」→ 「じゃあ、生きていること、が今の目標かな?」 と思うようになり、病のうちは、何かを達成する、とか思うのを極力やめるようにしました。
そして病気が良くなってからその会社は辞めることにしました。
目標を持つのは良いですが、それが果たして本当に正しい目標なのか?と疑う、というのは当時の私には眼からウロコでした。確かに、自信のない自分がした目標設定なんだから、間違ってるかもしれないよな・・と。
世間がよしとする生き方や、周りにどう思われるかを、勝手に思い込んで「こうでなければならない」って頑張ってましたが、それで病気になってしまっても何のための人生なのかという感じですよね。
もし似たような状況で日々ストレスの多い生活を送っている人がいるのであれば、「仕事なんてほんと色々あるから、生きる気力失せるほど1つのことにしがみつきすぎることないし、違うと思ったら方向転換してもいい。人と比べて目標設定することなんてないよ」と言いたいです。
記事は以上になります。