病院

慢性上咽頭炎の治療の記録(Bスポット療法を受ける)

2019年11月23日

2019年夏前から、ひどい鼻水と痰に悩まされ、慢性上咽頭炎の治療を受けるようになりました。

慢性上咽頭炎という言葉も一般に認知されるようになり、同じような症状で悩んでいる方もいると思うので、治療体験を共有するためこの記事を書きました。

※症状と治療法は人によって異なりますので、参考にご覧頂下さい

上咽頭炎になるまで

まず私についてですが、事務職の会社員で、喉に負担になるような職業的特性は特にありません。体質的には疲れやすいのと多少花粉症があるくらいです。

2019年の夏前、風邪は引いてないのに鼻水が止まらなくなり、いつも喉に痰が絡まっている状態が一週間近く続きました

いつもカーッペッてやりたい不快感が喉にあり、鼻水の方は箱ティッシュを数日で使い切る勢いでした。そして寝るために横になると鼻水が喉に降りてきて更に息苦しくなり、とうとう毎晩すぐに寝付けない状態になってしまいました。

当初の私の症状を挙げると下記のとおりです。

鼻づまり・鼻水がとまらない
のどに鼻水が落ちてくる(後鼻漏)
痰がからまる(吐き出そうとしても喉にくっついていて出せない)
肩こり首こり、疲れやすさ

以前、本屋で立ち読みして「慢性上咽頭炎」という病状があるということが頭に入っていました。

(もともとここ2,3年、慢性疲労(副腎疲労)の治療をしていて、その病院で "喉が腫れている" と言われていて少しイガイガする感じも自覚していました。本によると慢性上咽頭炎と慢性疲労は関係があるとのことでした)

そのことから「私も慢性上咽頭炎かも?」と思い、ネットに書かれている症状が自分の症状に合致したので、「違うかもしれないけど鼻水がなんとも耐えられんし病院に行ってみよう」と思い立ちました。

※この症状が出る直前、マスクを着けずに1時間幹線道路を自転車通勤したことも、症状を悪化させる一因になったと思います。

上咽頭炎を詳しく知るため、下記の本も入手して読みました。医学的な説明は難しい箇所もありましたが、わかりやすい本です。巻末に全国の上咽頭炎を治療する医療機関の情報が掲載されています。

耳鼻咽喉科に行き上咽頭炎と診断される

ネットで調べ、偶然通いやすい場所に上咽頭炎の治療を行っている耳鼻咽喉科を見つけ、そちらに行きました。

初回診察

初回は仕事を早退して夕方に行ったったのですが、激混みで一時間以上待ちました。

診察では、鼻用の高精度なカメラ(内視鏡?)で、鼻と喉の奥の状態を見てもらった上、原因特定のためアレルギー検査のために血液を採取しました。

(鼻の穴の中の様子が目に見えて分かり、最新の医療機器のすごさに感動。ファイバーカメラは麻酔をしてなので全く痛くありませんでした)

診断の結果、「鼻の穴の壁が腫れてかなり狭まっている。鼻の奥や上咽頭が腫れていて壁面がぶよぶよにむくんでいて出血も見られ、重症」とのことで、上咽頭炎とアレルギー性鼻炎と診断されました。

睡眠不足と疲れで弱っていたので、重症と言われ、先生が優しく声をかけてくれたのが、かなり心に沁みてほっとした気持ちでした。(後日結果の出たアレルギー検査は、ハウスダストや花粉などが該当しました)

しばらくは週1ペースで通院することになりました。

毎回の処置と費用、治療期間

毎回行ってもらった処置は、薬剤の塗布(Bスポット療法)とネプライザーでの薬剤吸入です。

薬剤の塗布(Bスポット療法)

Bスポット療法では、鼻の奥と喉の奥(上咽頭)に、炎症を抑えるための薬剤(塩化亜鉛)を塗布してもらいます。

具体的には、長い綿棒のようなもの鼻/喉に突っ込んで、鼻の奥/上咽頭の壁に薬剤を強めにスリスリします。

まず見た目が恐怖なのと、初期の頃はかなり痛く、綿棒に血が付きます。(血が付くのは炎症がひどい証拠だそうです)喉側から突っ込むときは、口蓋垂(のどち●●)にあたって毎回ウエッとなります。

塩化亜鉛の塗布後は、20分くらい鼻の奥や喉がジンジンひりひりして、その日は鼻水がより多く出たりします。また、なぜかシャキっと目がさめて脳がクリアになる感じがすることがありました。(自律神経と上咽頭の位置が近いことが関係しているのかもしれません)

ネプライザー吸入

ネプライザーという機器で、炎症やアレルギーを抑えるための霧状の薬剤を数分間鼻から吸入します。

診察料

治療費用は、毎回500円位、ととても良心的な値段です。ただし初回は内視鏡検査とアレルギー検査があったので8000円かかりました。

どのくらいで治るか?

通院5ヶ月の時、再びカメラで鼻と喉の奥の状態を見てもらいましたが、その時点で「およそ70%位良くなっている」との言われました。

<19年11月下旬>半年くらい経過しましたが、だいぶ良くなった感じです。先週位から、薬剤を塗布した時の喉のしみる感じが弱まった感じなので、かなり治ってきたのかなと思います。まだ痰は時々出ます。

<2019年12月下旬>先月より良くなっている感じはありますが、まだ痰がからまる感じがあり、薬剤の塗布もしみます。なかなか治らないですね~

<2020年3月中旬>今年に入ってから隔週ペース位の通院にしていて、コロナもあるので最近は行くのを控えていたら、また痰が少し発生する状態に逆戻りしてしまいました。

もうすぐ通院一年になりますがなかなか完治せず‥(ちなみにかかりつけのいつも混んでる病院は、コロナの影響か患者がすっからかんでした)

<2020年5月下旬>コロナで1か月半近く通院していませんが、あまり状態は変わりません(喉が少々痛んだり、少し痰がある以外は困った症状なし)

<2022年3月>前回通院してから2年近く経ってしまいました。症状は完全には収まっていないものの日常生活に困らず、コロナもあり通院から遠のいていましたが、まだ喉に痰がある感じがあるので、近々通院を再開しようと思います。というわけで現時点では完治には至っていません‥。

自分でしたこと

都合で通院できなかった時には、自宅で下記の鼻うがい(ハナノア)をしてしのぎました。病院で勧められたのではないのですが、本で勧めていたのでやってみました。多少は痰を排出することが出来るので、良いと思います。

 

あと自分で出来ることとしては、「のどを乾燥させないように」と先生に言われてました。加湿器をかけるとかですね。私は冬は、洗濯物の室内干しで加湿器変わりにしていました。(これは景観が多少損なわれますがタダで出来るので良いです)

以上、慢性上咽頭炎の治療記でした。

上咽頭炎の治療を行っている病院はまだ限られているので、まずは詳しい病院を探し、診察を受けるところからだと思います。(多分ネット検索でも治療を行っている医療機関を探せると思います。

-病院

© 2022 本当にいいもの