副腎疲労の治療をする中、銀歯も体に良くないと聞くので、銀歯をセラミックに変える治療も行いました。(2017年春~夏に実施)
元々銀歯が9本ありました。私の歯は全27本なので、3分の1も銀歯があったとは・・
1. 情報収集
銀歯のセラミックへの交換は自費だと思っていたので、まずはお金をかけて交換することに意義があるのか理解するため、ネットや本で情報収集を行いました。
歯医者さんが書いた記事によると、日本の保険治療で使われる銀歯(パラジウム合金)は見た目以外に、プラークの付きやすさ、臭いの原因になりやすい等に加え、湿疹などのアレルギーの原因になることもあるとのことでした。
ヨーロッパではとうの昔に使用を禁止している国もあるそうです。
私もここ2,3年手脚に湿疹が出ることがあったので、銀歯が関係しているのか?と気になりました。
また調べるうちに、保険適用でセラミックに交換できるケースもあるということを知りました。
(銀歯(パラジウム合金)には複数の金属の材質が含まれていて、その材質にアレルギーがある場合は保険適用でセラミックに交換することが可能。ただし銀歯が覆う面積が大きいもののみ)
銀歯が副腎疲労にどれだけ関係しているのかはっきりはしませんが、体に良くないものを体に入れておきたくない、出来ること全てをやりたい、という気持ちからセラミックへの交換に踏み切ることにしました。
2. 皮膚科でアレルギーパッチテスト
保険適用でのセラミックへの交換をしたいので、歯医者にかかる前に近所の皮膚科で金属アレルギー検査を受けました。
左腕上腕に金属それぞれの成分を小面積塗布して、時間が経ってからアレルギー反応(赤味やかぶれ)が出るかを確認するというものです。
その結果、見事にパラジウムに陽性が出ました。(画像の9,10にプラス値が記入されています)
3. 歯医者で銀歯をセラミックに交換
かかりつけの歯医者さんに金属アレルギー検査の結果(と確か紹介状のようなもの)を提出し、4本の歯は保険適用でのセラミック交換が叶いました。
(もともと審美歯的な自費治療も力を入れている歯医者さんなのですが、「金属アレルギーで湿疹などの症状が出るからセラミックにしたい」という患者はいなかったで、先生は珍しげな反応でした。)
■4本の銀歯:保険適用のセラミック(一番安いクラスの素材)
→1本の交換のために3回通院。費用(1本平均)約8500円
■2本の銀歯:自由診療のセラミック(元の銀歯がフルで被っいない形状なので保険適用外)
→1回の通院で交換完了。費用(1本平均) 約4万3500円
4. 変えてどうなったか
変えたから副腎疲労が良くなったか、というのは定かではないのですが(症状は確かに良くなったのですが、サプリメント摂取と並行していたので、どの要因で体調が上向いたのか不明)、以下の変化は感じました。
■パソコン使用するといつも上半身がグッタリしていたのが、なくなった。
(個人の感想ですが本当にそう感じました。私が今回銀歯を取りたかった主目的はコレでもあります。本当にパソコン作業による体力の消耗が減った感じがします。銀歯のせいで帯電していたのか・・)
■銀歯だと、顔面に圧迫感みたいのを感じていた気がしましたが、それが無くなった感じがする。
■毎日歯間フロスで歯垢を掃除する時、銀歯と通常の歯の間でいつも臭う箇所1か所あったのですが、セラミックに変えたらにおわなくなりました。
お金はかかってしまいましたが、2年以上たった現在、交換した箇所にヒビが入るとかの異常も起きておらず、見た目的にも銀歯だらけが解消されたので良かったと思っています。
(そもそも体に悪いものなら保険でセラミックに交換できるようになって欲しいですが・・)
まだ3本銀歯が残っているので今後セラミックに変えようと思っています。